ここでは、UFJ、みずほの内定を獲得した学生さんのメガバン年間スケジュールを大公開します。
ちなみにJCBや証券なども一緒に対策をしていたのでその辺も一緒にまとめてもらいます。
メガバンは業界的にもリクルーター面談があったりインターン優遇が強かったりなど独特なので、ここでスケジュール感を掴んでぜひメガバンの内定をもらっていただけると嬉しいです。
では大学3年生の5月から4年生の6月までのスケジュールです。
大学3年5月
【下旬】
<やったこと>
- 就活開始
- 6月からのインターンシップ選考に向けて各社エントリー開始。
この時期は特に志望する業界などなく自分が名前を聞いたことがあって興味がある所を片っ端からエントリー。
就活の全体像やそもそもガクチカとは?等を学ぶ
- ES(ガクチカ400字)を書いてみて先輩に添削依頼
はじめて書いたものだったのでフルボッコにされた
<感想・アドバイス>
- マイナビなどは一括でエントリーできるからおすすめ。
- 自分でエントリーをしに行くと情報を一から自分の手で入れる必要があり非効率的。
- 6月から選考の申込が始まることを考えると、ガクチカはこの時期に一通り完成させ、その後選考の進捗に応じて適宜改訂していくのが効率的だと感じた。この時期に頼る相手で就活が左右されるといっても過言ではないので能動的に行動していくことが重要になる。
- 早く始められるなら早く始める方が得策。受験同様フライングという概念はないので思いついた時から就活は開始すべき
大学3年6月
【上旬~中旬】
<やったこと>
- エントリーシート書きまくり&ウェブテスト受けまくり
ウェブテストは勉強せず、たくさん受ける中で問題の傾向やコツをつかんで解ける問題を増やしていったイメージ
【下旬】
<やったこと>
- GD・面接開始
- 金融系がインターンシップ選考の始まりが早かったこともあり金融メイン。
- はじめてのGD(三井住友銀行)や面接(第一生命)を経験する。
- インターンシップ参加(SMBC日興証券)
漠然と金融業界への関心が高まる
<感想・アドバイス>
- ウェブテスト対策に関しては就活を通じて後悔はない。たくさん受けてその中で自分なりのコツをつかめるようになると落ちなくなる。
- GDや面接を選考で初めて経験したことに関しては後悔している。たまたま受かった企業もあったが夏の時期はかなり落とされた印象がある(第一生命の集団面接は落ちた)
- なので、大手志望者は5月にガクチカを書くだけではなく面接やGDも練習しておくべきだと思った
- インターンシップも振る舞い方が評価される企業が多くあるので、本命企業前に参加しておいてインターンシップでの自分の戦い方を身に着けておくべきかと思う
大学3年7月
【上旬~中旬】
<やったこと>
- インターンシップ選考のピーク
- GD(JCB,SMCC,三井住友海上,シグマクシス,NTT東日本)
- 面接(SMBC,マリン)
- インターンシップ参加(みずほ)
- 先輩との面談
- GDで落ちまくっており、なかなかうまくいかない時期だったのでGDでの振る舞い方や今後の就活の進め方などを相談。
【下旬】
<やったこと>
- インターンシップ参加(シグマクシス)
- テスト勉強により一旦就活停止
<感想・アドバイス>
- 夏のGD落ちは今後の選択肢が減るので、やはり選考として受ける前にしっかりと練習を積むべきだったと後悔している。
- とくに就活を早期から意識している就活生はまずGDに手を付けてみてほしいと感じる
- わからない時や行き詰ったときは素直に先輩などに頼ることで解決できることもあるので、頼れる相手を頼っておいて良かったと思っている。
- 学業とはしっかりメリハリとつけて、4年になって焦らないように準備しておいてよかったと思っている
- コンサルのインターンシップは他の会社のインターンシップでも活かせることが多くあるので参加しておくべき
大学3年8月
【上旬】
<やったこと>
- 大学のテスト期間により就活ほぼ停止中
- SMBC日興証券の個人面接(エクストラミーティング)
【中旬】
<やったこと>
- SMBCの5daysインターンシップ参加
- インターンシップの内容や雰囲気からメガバンクへの志望度が高まる
- メガバンクをほぼ第一志望に定める
【下旬】
<やったこと>
- 面接(MUFG)
- メガバンクの志望理由作成&壁打ち
- SMBCで年内選考が開始されるとの通知がインターンシップ内であったため一通り作成してみた
<感想・アドバイス>
- 3年夏の段階でパーソナリティ系の面接を一通り戦えるようになると、秋~冬以降は志望理由やキャリアプランを作成することに注力できるのでおすすめ。
- インターンシップは夏の段階ではいろいろ参加してみて自分の振る舞い方などを押さえておくと冬インターンシップで活躍しやすくなる
大学3年9月
【上旬】
<やったこと>
NTTの5daysで上旬はほぼ使い果たした。
【中旬】
<やったこと>
- GD対策
- GD(みずほ・リアルバンカーインターンシップ)
【下旬】
<やったこと>
- インターンシップ参加(SMBC日興証券・NEXCO東日本)
- この時期くらいからは、金融メインで本選考を受けようと思い始める。金融以外の企業のインターンシップに魅力を感じなくなったため
- 面接(みずほ・リアルバンカーインターンシップ)
- テストセンター通い
- SPI、玉手箱両者とも
- DTFAや住友商事にテストセンターの結果を提出。両者ともに通過したため、あとは受験結果を使いまわし&ウェブテストの際はしっかりと集中して解くことができれば通過すると感じたため、ウェブテスト対策はここで終了
<感想・アドバイス>
- 東大本でケース対策をやったこと、この時期にテストセンターに通って使いまわしできる結果を手に入れられたことが就活史上最大の収穫だった。
- GDで今後落ちることはなくなったし、テストセンターの結果も総合商社を通過するレベルまで引き上げられたので志望理由対策に更に注力できるようになった
大学3年10月
【上旬】
<やったこと>
- インターンシップ参加(日本郵政・三菱UFJ銀行)
- 日本郵政は大手町の本社で開催され、大手町で将来的には働きたいなと感じるようになる
- GD選考(JCBインターンシップ選考・DTFA本選考)
- OB訪問(SMBC)
- 初のOB訪問
- インターンシップ経由のOB訪問かつ、希望者のみのOB訪問であったため、ここで参加してしっかりと話を聞くことができれば周りのメガバンク就活生との差別化になる
【中旬】
<やったこと>
- ベンチャー企業の面接受けまくり
- 11月の本選考に向けてパーソナリティ系の面接を確認
- 志望動機ブラッシュアップ(SMBC)
- 自分で考えることに加えて、OB訪問で聞いたことなどを付け加えることでブラッシュアップ
【下旬】
<やったこと>
- SMBC面接対策
- 先輩との模擬面接や志望動機・キャリアプランをブラッシュアップ
- ケース問題集
<感想・アドバイス>
- GDの不安やパーソナリティ系の面接の面接に対する不安はこの時までに解消して早期選考で戦っていけるように準備すべき。
- この時期にベンチャー企業などで経験を積めたのはかなり大きいと感じている
- しっかりと調整して本命企業を狙う練習をするためにも、この時期には本命の本選考を受ける練習をしておくと今後プラスに働く
大学3年11月
【上旬】
<やったこと>
- 面接(日本総研、JCBインターンシップ、DTFA本選考)
- インターンシップ&イベント参加(住友商事、三菱UFJ銀行)
- SMBC対策
【中旬】
<やったこと>
- 面接(第一生命、伊藤忠、SMBC日興証券インターンシップ選考、SMBC本選考)
- インターンシップ参加(オリックス、ニトリ、SMBC日興証券)
【下旬】
<やったこと>
- インターンシップ参加(みずほ)
- インターンシップの振る舞い方はもう身に着けている。良い評価をもらいつつ今後の選考につながった。
- OB訪問(NTT東日本)
- 面接(DTFA本選考→初内定)
<感想・アドバイス>
- この時期には自分が行っても良いなと思えるレベルの企業に絞って就活しています。そのためには改めて夏の段階でどれだけ頑張るかが大切。
- 初内定は11月。はじめての対面面接をこの段階で経験できたことも今後の就活においてプラスになったように感じる。
- インターンシップの振る舞い方も、かなり就活生によって差が付き始めた印象。夏に多くのインターンシップに参加できたことが自分の血肉となっていた
大学3年12月
【上旬】
<やったこと>
夏インターンシップ経由参加勢は最短ここで内定を取ることができる
- インターンシップ参加(三菱UFJ信託銀行)
- 行員訪問(みずほ)
みずほのOB訪問開始
【中旬】
<やったこと>
- インターンシップ参加(JCB)
- メガバンクのインターンシップに比べると参加者も多く、雰囲気も緩くできたためJCBもかなり志望度が上がる
- イベント参加(三菱UFJ銀行、みずほ)
- インターンシップ後のイベント。インターンシップ参加勢はここら辺から通常選考勢と差が付き始めるので、メガバンクの志望度が高い人はこの時期からしっかりとイベントに参加すべき
【下旬】
<やったこと>
周りが東大と京大の院生ばっかりでびっくりする。
インターンシップ後、OB訪問が可能に
<感想・アドバイス>
- 余計な企業を受けることなく、メガバンクやJCBというような志望度が高い企業のインターンシップや選考対策に集中できたことが今後の就活の勝因に感じる。
- 冬インターンシップは評価が本選考に結び付きがちなので参加の際は要注意
インターンシップ参加→選考開始まで3か月もない企業も多々ある
大学3年1月
【上旬~中旬】
<やったこと>
- 面接(ニトリ、SMBC信託銀行)
- ここら辺は面接の練習もかねてしっかりとした準備をしたうえで受ける
- インターンシップ参加(オリックス・ニトリ)
【下旬】
<やったこと>
<感想・アドバイス>
- 卒業に不安を残すことなく就活に集中することができるように、単位はしっかりととっておくべき
- 面接の感覚を鈍らせることがないように、定期的に面接を入れつつ本命企業のOB訪問+志望動機のブラッシュアップの時期にすることで着実に内定に向けた努力をすべき
大学3年2月
【上旬】
<やったこと>
- 面接(ニトリ、オリックス本選考)
- OB訪問(三菱UFJ)
【中旬】
<やったこと>
- インターンシップ参加(みずほGCF)
- 面接(NTT東日本、SMBC日興証券本選考)
- OB訪問(みずほ×2)
【下旬】
<やったこと>
- 面接練習
- エンカレッジなどの一つ上の代のメンターは基本的にこの時期に引退するので、相手の都合を伺いつつ練習などを申し込めるときは後悔ないように申し込んでおくべき
- OB訪問(みずほ、三菱UFJ)
- なぜみずほ?なぜUFJ?に対する自分なりの答えはこの時期までに歓声
<感想・アドバイス>
- 2月になぜみずほ?なぜ三菱UFJ?は完成させるべき。
- 自分なりに言語化してみて、OB訪問の中で社員の方に壁打ちできると面接で変なことをいう可能性が減るのでやっておくべき
- 週一回程度の頻度でOB訪問が組まれるので、このフローに乗れているならしっかりとした準備があれば内定は取れる。
- メガバンクのOB訪問はしっかりと評価されているので、心して臨むべき
- 面接は感覚を失わないためにも、早期選考を中心に自分のキャパの範囲内で取り組んでおくべき
大学3年3月
【上旬】
<やったこと>
- ES提出(本選考のみずほ、UFJ)
- OB訪問しっかりとやっていればここで落ちることはない
- 面接(みずほ、JCB、UFJ、SMBC信託銀行)
- 面接ラッシュ。ここでパーソナリティ系の面接対策などをやる時間はないので、夏インターンシップ選考からの面接練習・面接経験が活きる
【中旬】
<やったこと>
みずほ内定
最後のOB訪問。選考中にもOB訪問があったので一次面接でうまく話せなかったことなどを相談しつつ、逆質問の時間をとれると効果的な使い方になると思う
【下旬】
<やったこと>
- リク面(JCB、みずほ、SMBC)
- この時期からは内定者の囲い込みが始まる
- 基本的にこれらの企業は三菱UFJ銀行の選考が残っているという旨を伝えれば、そこの企業の選考が終わるまで待ってくれるというスタイルなので、リクルーターの方には現在の選考状況などを正直に伝えておいて良いと思う
- 面接(UFJ)
<感想・アドバイス>
- 受けるところは最小限に、そのぶん一つの企業に集中することで狙ったところはすべて内定を取ることができた
- なぜその企業か?その企業で何をやりたいのか?といった当たり前の質問に対して自分なりの答えを自信もって伝えることが何よりも大事だと感じた
- OB訪問をうまく活用できた人が内定し、うまく活用できなかった人との差が生まれていると思う
大学4年4月
【上旬~中旬】
<やったこと>
JCB内定。
JCBは他の企業よりもパーソナリティ系の面接の面接を極めることがインターンシップの選考時から大切。ここができれば内定が近づく気がする
【下旬】
<やったこと>
UFJ内定&終活
<感想・アドバイス>
- ここまで約10ヶ月くらい就活をしてきたので、最後はやはり自信と謙虚さをもって面接に臨むことが何よりも大事だと感じた
- 対面面接やウェブ面接でも、最初の挨拶や自己紹介をしっかり声出してできたときはその後の面接のスムーズに進み良い結果を得られたので、やはり就活の面接では特に第一印象はかなり重要になるのだなと感じた
<就活を通じて感じたこと>
ウェブテスト対策が必要な人は夏インターンシップ選考の前に一通りの対策をしておくべき
夏インターンシップに参加できるかどうかが、秋~本選考の時期までの自分が取りうる選択肢の幅の広さに関わってくると感じた
GD対策も同様
インターンシップ選考では多く応募者の中からインターンシップ参加者を選ぶ必要があるため、効率的に就活生の優秀さを判断できるGDが選考に多い
ここに慣れている&うまく切り抜けることができる就活生は必然的に参加できるインターンシップが多くなり、就活の成功につながっている印象
よって、夏インターンシップの選考までにGDとウェブテスト対策は早期から就活を意識している層こそ取り組んでおくと就活という期間全体を通じてメリットがあるように感じる志望業界を選定するのは秋以降で良い
就活の早期化が始まっているといっても、対象者は夏インターンシップに参加できた優秀勢。
また時期としても年明け以降から本選考が始まることが多い(日系企業)
なのでまずは夏インターンシップで早期選考のコマを増やしつつ、内定を早い段階(できれば1月には)で獲得し、その後はわらしべ長者的な感じで受験企業を絞りつつ、さらなる格上企業や本命企業にチャレンジしていくのが効率的だと思う
受ける企業は絞りつつも、面接の感覚を失うことは決してないように面接練習は練習企業などで話す練習はしておくべき